--- 気むずかしさ(11月22日) ---

誕生花は
へびのぼらず

花言葉は
気むずかしさ

 「ヘビノボラズ」は学名を「Berberis Sieboldii」と言い、
秋になる赤い実のアラビア名 「berberys 」に由来するとか、
葉の形が貝殻(berberi)に似ているからともいわれています。
「Sieboldii」は、幕末の長崎に住んだオランダ商館医師のシーボルトのことです。
 漢字では「蛇不登」と書きます。
メギ科の植物で、葉の縁や茎に棘があるために、蛇も登らないということから
付けられた名前だそうで、同じ意味から別名を「鳥留らず」とも言うそうです。
そんな名前から、何も寄せ付けないかと言うとそうでもなくて
「ミヤマシロチョウ」の幼虫の餌だそうで、枝の上に糸で巣を作って、集団生活をするそうです。
 今日の花言葉「気むずかしさ」は、そんなふうに名前が付いた由来からきているのだと思います。

「気むずかしさ」って何でしょう。こだわりがあるということなのかもしれません。
人間が生きる上で、ポリシーというこだわりがあるのは、わたしはいいことだと思うのですが、
それを人にまで押し付けてはいけませんね、いつも顔色をうかがわれていて、
気に障らないようにされている。そういう人は孤立してしまいます。
人と触れ合って楽しい人生を送りたいものだと思います。

 「へびのぼらず」に限らず、葉や茎に棘のあるメギ科の植物は、危険だと言うことで
切られてしまうそうで、数が少なくなってしまっているそうです。
それに従って、食樹とし、棘に守られていた「ミヤマシロチョウ」も、
もともと本州中部の一部にしか生息しないそうですが、激減してしまっていて
山梨・長野・群馬では天念記念物に指定されているそうです。
山登りをしたとき、珍しい植物や虫を見つけると手に入れたいととかく思いがちですが
花も虫も環境が変わると生きていけなくなってしまいますので、その場で見るだけで
楽しみたいものだなと そんなことを思いました。

2001.11.26