--- 変わらぬ想い(11月27日) ---

誕生花は
リュウノヒゲ

花言葉は
変わらぬ想い

 和名:リュウノヒゲ(龍の髯):ユリ科ジャノヒゲ属
 学名:Ophiopogon japonicus
 別名:ジャノヒゲ(蛇の髭)・タマリュウ(玉龍)
 古名:やますげ(山菅)
 名前の由来:蛇の髭が正式和名だが、いずれも細長く艶やかな葉が龍や蛇の髭に例えたためとも
       宮崎安貞の「農業全書」に示されている「麦門冬」の和名「ゼウガヒゲ」(ゼウとは老翁を意味する)に由来するともいわれている。
 学名の「Ophiopogon」はギリシャ語の「ophis (蛇)」と「pogon (髭)」の意
 原産地:日本、中国
 映画「となりのトトロ」はご覧になりましたでしょうか?
お父さんの帰りを待つバス停のシーン。さつきがトトロに貸してあげた傘のお礼に、
トトロがくれた木の実は、笹の葉でくるんでリュウノヒゲで結んでありました。
リュウノヒゲはそんなふうに紐のような葉をしています。
また、晩秋から初冬にかけてなる実(種子)は「龍の珠」と呼ばれ、龍が棲むといわれる
わだつみ(海)を思わせるとても美しい瑠璃色をしています。

 今日の花言葉「変わらぬ想い」は、この深く美しい色を持つ宝石のような実と、
古名の「やますげ(山菅)」から言われるのだと思います。

 「ぬばたまの 黒髪山の 山菅に 小雨降りしき しくしく思ほゆ」
 黒髪山の山菅(やますげ)に小雨が絶え間無く降るように、ずっとあの人のことを思っています。
 と詠んだ柿本人麻呂は妻を残して石見の国司として赴任し、そこで亡くなります。
都から遠く離れて、思い出すのは才色兼備だったと言われる
妻の依羅娘子(よさみのおとめ)のことだったのかもしれません。

 一人になって寂しい時、仕事や人間関係がうまくいかなくて傷心の時 思い出すのは誰でしょう? 
その人こそがあなたが変わらぬ想いを持つ大切な人なのかもしれません。
そんなことを思いました。

2001.12.4