--- 人の魅力を引き出す(11月30日) ---

誕生花は
シュッコンカスミソウ

花言葉は
人の魅力を引き出す

 シュッコンカスミソウ(宿根霞草)  ナデシコ科 ギプソフィラ属
 学名:Gypsophila paniculata
 英名:babys-breath
 別名:コゴメナデシコ(小米撫子)
 名前の由来:花が咲いたところが霞がかかったように見えるところから
 原産地:欧州東部〜シベリア

 一般に「カスミソウ」と呼ばれているものには多年草と一年草の2種があり、
切り花に使うのは多年草の「シュッコンカスミソウ(宿根霞草)」だそうです。
 今日の花言葉「人の魅力を引き出す」というのは、花束などを作るときに
添えられることが多いからなのだと思います。

 とても華奢な小枝にたくさんの白い小花をつけ、花束にボリュームをつけたり
花のきつすぎる印象をやわらげたりするカスミソウですが、
わたしはカスミソウだけの花束も好きです。
自分自身はもうカスミソウだけの大きな花束を持って歩くのは
似合わない年になってしまいましたが、ピンク色の頬に内から輝く肌を持った少女が
霞草の大きな束に顔を埋めるように 抱えて歩く姿はとても絵になります。
少女が切りたてのカスミソウを抱えて運んでいるひとつの映像がわたしのこころの中にあります。
お母さんのお手伝いで庭から運んでいるところかもしれません
たくさん咲いたカスミソウをご近所におすそ分けする途中なのかもしれません。
実際にあったシーンなのか、映画や本のシーンなのか、
私が作り出したイマジネーションの世界でのシーンなのか
わたしには覚えがないのですが、タイトルをつけるとすれば「天使にキスされた少女」とか
「祝福された少女」といったところで、傍観者であるわたしも無垢な「これから」という
希望に満ちたこころになったような幸せな気持になります。
 カスミソウとはそんなふうに、周りの者を無垢な希望に満ちた
幸せな気持にしてくれる花のような気持がします。
 垢にまみれずに 弾むような未来への期待で溢れている少年や少女のこころを
持ち続けたいと誰もが思うことだと思いますが、それはとても難しいことのようです。
でも、ほんのささやかな間だけでも そんな気持にさせてくれるのが
カスミソウのような気がします。
無垢な少年や少女のこころになったとき その時はとても魅力的に見えるのかもしれない
とそんなことを思いました。

2001.12.6