--- 機智(11月8日) ---

誕生花は
ヒイラギ

花言葉は
機智

 「柊」と書きます。
常緑ですので 冬でも「生」を感じさせる木だからかもしれません。
冬といえば 立冬から立春の前日までです。
そう 立春の前日といえば節分 豆まきの日ですね。
この日 ヒイラギの小枝に 焼いたイワシの頭を刺して戸口に吊るす風習があります。
ヒイラギの尖った葉で鬼の目を突き、イワシの悪臭で鬼を追い払うためですが。
鬼イコール魔であって 除災招福の願いがこめられています。
鬼も 疼(ひらら)ぐということで ヒイラギという名前がついたようです。
 クリスマスの飾りに使われるヒイラギは ホリーといってモチノキの仲間ですが
尖った葉は キリストが十字架にかけられた時のイバラの冠を象徴し、
小さい赤い実はキリストの流した血をあらわし、白い花はキリストの誕生を象徴するそうです。
 また ヒイラギの 緑の実は木の十字架 赤い実はキリストの血
白い実はイエスの純潔 黒い実はイエスの死をあらわしているそうです。
 東洋でも西洋でも 常緑の尖った葉に 魔除けの意味を込めているところが
不思議なようであり 人間の魔に対する感性というものが
西であれ東であれ同じというところが 納得させられるところでもあります。

 今日の花言葉「機知」とは 状況や相手の話に応じてとっさに働く才知。
つまりウィット(wit)ですが 薬になったり 魔を退治したりというところからきているのかもしれません。
 機知に富んだ会話 とよく言いますが 打てば響くような会話というものは楽しいですね。
キャッチボールのように お互いにスパンッ スパンッとグローブに小気味良く収まる
会話というのは 感性の似た人との場合だと思いますが
感性の違った人とも そのような会話ができる人とは
知識が豊富で相手のことが思いやれる 素晴らしいかたなのだと思います。
 そういう人間になりたいな と そんなことを思いました。

2001.11.8