--- 冷たくしないで(11月9日) ---

誕生花は
ハナキリン

花言葉は
冷たくしないで

 ハナキリンは「花麒麟」と書きます。
「麒麟(キリン)」は 古代中国の伝説上の動物です。
体から五色の燐光を発し、牛の尻尾と馬の蹄(ひづめ)を持ち、
他のものを傷つけないために 先端が肉で包まれた角を持っています。
他と争わず いつも単独で行動し 生きた虫や草を踏まないように
爪先立ったような歩き方をする動物だそうです。
「麒麟(キリン)」という名前の動物ではなくて
「麒」と「麟」で雄と雌を表しているそうです。どちらが雄でどちらが雌かは
説が別れていて わからないようですが
雌雄同格でありながら 独立した名前を持つところが 区別はあるが差別はないと
意味しているようで 素敵だなと 思いました。
 古代中国では 聖人が天子の位にあるときに現れると言われ
漢の武帝の時に麒麟が姿を現したそうで 武帝はこれを記念して
麒麟閣という御殿を造ったと伝えられています。

   このようなことと 千年の寿命を持つとされる「麒麟」は
全ての面に 非常にすぐれていることを意味して
「花麒麟」は きれいで一年中咲く良い花という意味で付けられたようです。

 今日の花言葉「冷たくしないで」は
明るい場所を好み 寒さに弱い植物だからかもしれません。
 乾燥に強く温度にさえ気をつければ 虫もつかず 一年中花をつける
あまり手のかからない花ですが 葉は若い茎にだけついて 古い茎は棘だけになってしまいます。
あまりかまってあげないでいると 棘だらけの茎の上に花が咲いて
花は触れられないところにいってしまいます。
 花を育てる鉄則は 子育てと一緒で 手をかけすぎずに愛でることですが
愛でるの「め」は 目に通じていて 見守ることだと思います。
花も 子供も 恋も やさしく見守って育てていきたいものだな
と そんなことを思いました。

2001.11.8