1月28日

今日の花:黒ポプラ

花言葉:勇気

photo 植物園へようこそ
 ポプラは、ヤナギ科ハコヤナギ属植物の総称で、黒ポプラはセイヨウハコヤナギのことです。
セイヨウハコヤナギは別名をイタリアヤマナラシと呼ばれ、少しの風でも葉が揺れて
音を出すことからヤマナラシ(山鳴らし)という名前がついています。
 日本で植えられているポプラは、樹形が細長いセイヨウハコヤナギが北日本に、
丸みをおびた樹形のカロリナポプラが西日本に多いそうです。

 ポプラ(Populus)は、ラテン語の人民(popularis)に由来していて、その言葉は
ポピュラー(popular)やピープル(people)の語源です。
ギリシャ語では「ざわめき」。和名のヤマナラシと同じ意味ですね。
人が集ると足音、ささやき声がざわざわとすることなのからなのかもしれません。
古代ローマで人民と言えば、元老院に対しての市民でしょうか。
元老院の構成員である世襲貴族に対して平民が、長期にわたる身分闘争のすえ、
特権を獲得していくのですが、その時の集会のようすがポプラの葉音のようだったのかもしれません。
また、フランス革命の時にはポプラは「革命を象徴する木」と呼ばれました。
最初の一人が例え一人でもと勇気を持って立ち向かっていくこと。その勇気に賛同する勇気。
そうして、あらゆる方向から人々がだんだんと集って、そのざわめきが、
抵抗できないような大きな力に立ち向かっていく。
無力だとあきらめていたひとつひとつの力が、大きな力となっていく。
 そのようすがポプラの葉のざわめきに似ているので、今日の花言葉「勇気」があるのでしょう。
 ざわめきの最初の一声をだせること、そして、大きな力となっても、
流れに流されるのではなく、ひとり一人がしっかりと考え、信念をもって立ち向かうこと。
それが勇気ではないのかなと、そんなことを思いました。

2002.2.20