2月4日

今日の花:桜草(サクラソウ)

花言葉:長続きする愛情

photo 植物園へようこそ
 プリムラの仲間はたくさんありますが、Primula sieboldiiは
日本に昔から自生していたサクラソウで、別名を日本桜草と言います。
花びらの先に切れ込みがあるところが桜を連想させることから名前が付きましたが、
花びらの色は一般的に桜で思い起こす薄ピンクではなく、濃いピンク色をしています。
また、花びらは一枚一枚分かれているように見えますが、根元が一つの合弁花です。
 北海道南部から九州まで分布していますが、都市開発や乱獲によって自生地は少なくなってしまっています。
そのため埼玉県浦和市の田島ヶ原のサクラソウ自生地は、特別天然記念物として保護されています。

 今日の花言葉「長続きする愛情」は、サクラソウの受粉の仕方からなのかもしれません。
サクラソウは、株によってオシベがメシベより長いものと、短いものがあります。
そうすることによって、蜜を吸いにきた虫に、自分の花粉を自分に触れさせることなく、
他の花まで持っていってもらって受粉することができるからです。
これは他家受粉といって、同じ遺伝子同士が種を作るよりも、違う遺伝子が入ることで
より強い子孫を残し、種を存続させるのに有効な手段なのです。
 人間のこころとはわがままなもので、安定すると同時に、飽きというこころも生まれます。
アツアツの蜜月を過ごしていた恋人たちも、そのうちに倦怠期というものに陥ります。
長続きさせるためには、サクラソウのようにちょっと見にはわからないような
仕掛けも必要なのかもしれませんね。
 突然いつもと違う奇抜な行動を取るのも、刺激があっていいかもしれませんが
相手をびっくりおののかせてしまうかもしれません。
いつもあまり表にでない自分の一面をさらっと何気なく相手に伝えること。
そんなことがお互いにできたら、時に新鮮な気持になったり、発見の楽しみがあっていいのかもしれませんね。
そんなことを思いました。

2002.3.1