6月28日

今日の花:アガパンサス

花言葉:知的な装い


photo hana
 アガパンサスは、ギリシャ語の愛という意味の「アガペ(agape)」と花という意味の「アンサス(anthos)」を合わせてできた名前だそうです。ギリシャ語には愛を表す言葉は複数あり、「アガペ」は恋に関係した愛ではなく、神様が人間に対して抱く愛といった、大きな無条件な愛なんだそうです。

 アガパンサスの別名を「紫君子蘭(ムラサキクンシラン)」と言うように、花の色は紫が原種なのかと思います。紫と言っても、薄い紫で、とても品の良い色なのです。そして、スーッとまっすぐに上に伸びた茎の先に、適度な大きさの花をたくさん咲かせます。

その女性は、蜻蛉(カゲロウ)の羽のように薄い布を何枚も重ね
紫色にかすかに輝くドレスを着ていた。
スッと伸びた背に、折れそうな肢体。
アップにまとめた髪。ほんの少し小首を傾け俯(うつむ)いている。

あぁ、やっとみつけた。
あなたこそが、女神だったのですね。
知性溢るる、愛の女神。

近づき、跪(ひざまづ)くと、
そこには 薄紫の花が咲くばかり。

2002.7.1