8月4日

今日の花:百日草(ヒャクニチソウ)

花言葉:今は亡き友を思う


photo hana
 ヒャクニチソウは、百日草と書くように、とても花が長持ちします。花壇で楽しませてくれるのはもちろんのこと、切花にしてもよく咲いてくれます。夏の暑い時期にこのように長持ちする花はあまりないので、この名前があるのでしょう。
 そして、今日の花言葉「今は亡き友を思う」も、やはり夏の暑い盛りに萎れたりせず生き生きと咲いているようすが、亡くなった友達が昔のように元気なままで思い出されるのに重なるからのようです。

 仏教では、亡くなった日から七日ごとに法要があります。七七日は、7×7で四十九日なのですが、この日がわたしたちが住む世界とのお別れの日です。そして八七日というのは無くて次は百か日の法要になります。
 神道でも、十日目ごとに霊祭があり、五十日祭で忌明けとなり、次は百日祭になります。
 ほとんどの場合、死というものは、本人にも周りのものにも突然やってきます。亡くなって50日というのは慌しく過ぎてしまうものです。取り乱してしまったこころも、やっと落ち着く頃が50日ということでもあるような気がします。そしてその50日が過ぎてから100日までは、故人とのこころの対話の時間であるような気持がします。そんな時思い出されるのは、病に衰えたり苦しんでいる姿ではなく、元気な姿なのですね。
 夏の盛り、旧暦・新暦の七月十五日に行うお盆は、亡き人の霊が家に戻ってくるとされています。その時期に、思い起こされる人の姿のように、ずっと元気に咲き続ける花。それが百日草です。

 あなたに会ったのは たったの一回。
 とても良いお友達になれそうな予感がしました。
 あなたも きっと そうだったのでしょう?
 でも ただそれだけ。
 だって これから始まるんだと思っていたから。
 それなのに 不思議に ふっと あなたのことを 思い出していたの。
 どうしてなのかしら?  と思っていたとき
 あなたが 亡くなったことを知りました。
 たったの一回あっただけなのに
 どうしてこんなに 何の脈絡もなくあなたのことを思い出すのでしょう。
 あなたは わたしに 何か伝えたいことがあるのですか?
 あなたは わたしに 言い残したことがあるのですか?
 あぁ あなたは まだこの世にいるのですね。
 大丈夫 ちゃんと 伝わっています。
 来世をお約束いたしましょう。
 この世の続きを お話いたしましょう。
 七七日が過ぎた頃 あなたは わたしのところにいらっしゃらなくなりました。
 あの世に行かれたのですね。
 わたしの命が尽きて この次あなたに お会いする時まで
 あなたの姿は あの時のまま 百日草のように元気なまま

2002.10.4