9月25日

今日の花:蓼(タデ)

花言葉:節操

photo wikimedia
 「蓼(たで)喰う虫も好き好き」というのは、辛いタデを好んで食べる虫もあるように、好みというものはいろいろだということですが、変わり者とか ちょっと馬鹿にしたような言い方として使われます。
 でも・・・辛いって どうしてわかったんでしょうね。みんなが辛いって 知っているのだったら けっこう食べた人が多いってことですね。それもそのはず 鮎の塩焼きに付いてくる「たで酢」は、タデの葉っぱをすりつぶして酢を加えたものですから 昔から 香辛料として使われていたのです。それに 甘いものがたくさん出回っている この頃では、甘いものがおいしいと思うという人の割合というのは 変わってきていますね。
 
 ところで・・動物の見える色と人間の見える色とは違うっていいますよね。小さな頃 シマウマのあのゼブラは 保護色だって教わった時、なんで〜?あんなの目立ちまくりじゃん と 思ったのはわたしだけでしょうか?シマウマを狙う動物は 白と黒しか見えないそうで 草も木もみんな白と黒。だから あれでりっぱな保護色なんだそうです。
 味覚もそうなのではないでしょうか? 人間には辛いと感じても、虫に辛いと感じる器官がなければ 辛くはないですね。辛味を抜いた味は美味なのかもしれません。蓼につく虫は イチゴハムシ や シロシタヨトウ といって、けして辛いものにばかりつく虫ではないのですね。
 
自分の尺度 その時代の尺度というものがあって、何事も 自分の尺度は 他人には当てはまらない。その時代の尺度は 他の時代の尺度には当てはまらない。ということなのではないのかな と思いました。
 
 「節操」というのは 正しいと信ずる主義・意見などを、かたく守って変えないことですが、自分のバックボーン 生きる上でのポリシーが一つとおっている人は 何事においても 自信があって責任を持って行動できるような気持ちがします。そして それを他人におしつけない。「蓼食う虫も好き好き」それぞれの状況で それぞれの節操を持ち お互いの節操を認める。ということが できたらいいな と 思いました。

2001.9.26