9月3日

今日の花:マーガレット

花言葉:心に秘めた愛

photo 植物園へようこそ
 愛と恋 同じようなもので違うもの。でも 恋から愛には容易に変わっていくもののようです。
 
 ある人を 恋しいと思うこころ。その人は 好ましいと思う存在。あこがれであり 近づきたいと思う対象。自分の理想 自分自身が こうありたいと 思う人。その人の人間性にに近づくために その人のことをすべて知りたい。
 
 そういう気持が募りに募って 結果的にも日常を付きまとってしまい、ストーカーの事件というのが起こるような気がします。自分自身が こうありたいと思う理想の人なので、付きまとううちに 自分とその人は「同じ」ものだと錯覚をしてしまう。同じように考えていなければならないはずなのに、どうも相手は そうではないようだと 苛立ってくると、陰で憧れていただけだったものが 自分の存在を主張しはじめる。まして相手に 拒絶の行動を取られると、自分と同じものではないと 完全に否定されたことが許せない。許せない 許せない 許せないという気持が大きくなって 憎いという気持になってしまう。また 相手が自分と同じものだと 気がついていないのなら、気がつかせてあげよう と 説得をはじめたりする。ストーカーは極端な例ですが 恋とは 「自分」が主体のこころのような気持がします。
 
 好ましいと思う人の中に 自分に似たところを見つける。自分に似たところがあるから 好ましいと思うのかもしれません。自分に似ていて 自分に足りない物を持っている人だから 好ましい あこがれる。向上しようと思う人間のこころのような気がします。相手の中に 自分には足りないと思っていた部分 憧れていた部分、それが なかった 思い違いだったと 思ったときに 恋する気持が薄れるのかもしれません。
 
 恋するこころ それは、どこかしらに自分の面影がある人を肯定することで 自分を肯定していることなのかもしれません。そんな気持がしました。
 
 では 愛とは・・・。
対象は人だけでなく 全てのもので、慈しむこころ 大切にしたいと思うこころなのだと思います。自分と異質のものであっても それを認めつつみこむこころ。観音菩薩のような かすかに口元に浮かぶやさしいほほ笑み。全てのものを 認め 赦し 包み込むほほえみ。とても穏やかなこころ 癒し そんな気持がします。
 何かを愛するということは、自分を含め 全てを肯定することなのだと思います。
 
 癒しの時代と言われていますが、癒しを求める時代というような気持がします。たくさんの人や物が 愛を求めているそんな気持がします。自分はこの人を この物を大切にしていると 公言しなくても、大切に思うこころは にじみ出るような気持がします。こころに秘めた愛・・・大切にしたいと思いました

2001.9.3