9月6日
今日の花:凌霄葉蓮(ノウゼンハレン) 花言葉:愛国心 |
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ノウゼンハレン、別名をナスタチウムとかキンレンカ(金蓮花)といいます。漢字では 「凌霄葉蓮」と書きます。凌霄は ノウゼンカズラのことで 花が似ています。また 葉蓮は 字のごとく 葉がハスの葉に似ています。
学名を Tropaeolum といい ギリシャ語のトロフィー(勝利の記念品)の意味で、「兜」に似た花の形と 「楯」に似た葉の形から 名付けられたそうです。 兜に楯とは 武装を表し つまりは 戦いなのですが、戦いに勝つことが 愛国心というのは わたしは ちょっと悲しいなと 思います・・・ 愛国心は英語で PATRIOT。 でも・・・武力での侵略から守るには やはり武力しかないのでしょう。兵器を持つ国がある限り やはり防衛には兵器が必要なのでしょう。技術の進歩により 兵器もより強力なものになっていきます。強い矛(ほこ)があれば 強い楯(たて)もできるのです。強い武器を現実に使うかどうかという問題ではなく、それを防御する または 同等以上の武力があると見せることで、戦いをしていないところでも 攻撃されることを 阻止している状態なのですね。 戦いの理由は 資源であったり 宗教であったり 政治であったり様々ですが、異質のものを認め 共有することは 難しいことなのでしょうか。他のものよりも 勝(まさ)っていると 力で表すことは必要なのでしょうか。勝っているとは 優っているとも書きます。優(すぐ)れていることですが 全てに優れているということはないでしょう。人それぞれが いろいろな面で 優れているところがあるのです。国もそうだと思います。
たまたま 生まれたところが 同じだった 全てのものを 大切にするこころ「愛」 |
2001.9.6