9月6日

今日の花:凌霄葉蓮(ノウゼンハレン)

花言葉:愛国心


photo hana
 ノウゼンハレン、別名をナスタチウムとかキンレンカ(金蓮花)といいます。漢字では 「凌霄葉蓮」と書きます。凌霄は ノウゼンカズラのことで 花が似ています。また 葉蓮は 字のごとく 葉がハスの葉に似ています。

 学名を Tropaeolum といい ギリシャ語のトロフィー(勝利の記念品)の意味で、「兜」に似た花の形と 「楯」に似た葉の形から 名付けられたそうです。

 兜に楯とは 武装を表し つまりは 戦いなのですが、戦いに勝つことが 愛国心というのは わたしは ちょっと悲しいなと 思います・・・

 愛国心は英語で PATRIOT。
独立戦争をベースにした 映画「パトリオット」がありましたので、耳に馴染んでいる言葉かもしれません。ペトリオット(パトリオット)という名前の兵器もあります。湾岸戦争でイラク軍のスカッドミサイルを撃墜したことで有名になったので、ご存知のかたもいらっしゃるでしょう。地対空ミサイルと言って 地上から空を狙う兵器です。鎧兜(よろいかぶと)に楯(たて)と矛(ほこ)の時代から今の時代まで 戦争で勝利することが 愛国心と関連付けられていることが悲しいことだなと わたしは思います。

 でも・・・武力での侵略から守るには やはり武力しかないのでしょう。兵器を持つ国がある限り やはり防衛には兵器が必要なのでしょう。技術の進歩により 兵器もより強力なものになっていきます。強い矛(ほこ)があれば 強い楯(たて)もできるのです。強い武器を現実に使うかどうかという問題ではなく、それを防御する または 同等以上の武力があると見せることで、戦いをしていないところでも 攻撃されることを 阻止している状態なのですね。

 戦いの理由は 資源であったり 宗教であったり 政治であったり様々ですが、異質のものを認め 共有することは 難しいことなのでしょうか。他のものよりも 勝(まさ)っていると 力で表すことは必要なのでしょうか。勝っているとは 優っているとも書きます。優(すぐ)れていることですが 全てに優れているということはないでしょう。人それぞれが いろいろな面で 優れているところがあるのです。国もそうだと思います。

たまたま 生まれたところが 同じだった
たまたま 人種が 同じだった
たまたま 信じる教えが 同じだった
それだけのまとまりのことなのに・・・
 
 そのまとまり同士が 他を押さえつける意味があるのでしょうか。大昔から 地球の大きさは変わりませんが、いろいろな技術の進歩によって 情報の伝達手段や移動する手段も変わりました。まとまり同士の距離は とても狭くなっています。小さなまとまりという集団のレベルではなく、地球という ひとつのまとまりに なれないものなのでしょうか。国同士の距離が縮まったように 星同士の距離が縮まった時、宇宙というひとつのまとまりになりたいと わたしは 思います。

 全てのものを 大切にするこころ「愛」
国というまとまりを愛するこころは みな同じなのです。大切な人の住む国 大切な文化のある国 みな守りたいのです。そのまとまりを 戦うことなく お互いを認め尊重することで もっと大きくできたら「愛国心」が 戦いと結び付けられるようなことなく 郷土愛となっていくような気持がします。そうなったらいいなと 思いました。

2001.9.6