9月7日

今日の花:オレンジ

花言葉:花嫁の心

photo ウィキペディア
 純白で可愛らしい 甘い良い香りの花 お嫁さんにぴったりですね。ギリシャの古い習慣では結婚式には 欠かせないものだったようです。

 ギリシャ神話とローマ神話は共通しているものが多く、最高神ゼウス(Zeus)は ローマ名をユピテル(Jupiter) 英語でジュピターといいます。ゼウスの姉であり正妻ヘラ(Hera)は ローマ名をユノ(Juno) 英語でジュノは女性の守護神(家庭と結婚を司る神)です。ジューンブライドが 幸せになると言う 言い伝えは6月(June)が ヘラ(Juno)の守護月だからなのですね。

 ところで ゼウスの「正妻」と言う言葉で お気づきになったかたもいらっしゃると思いますが
ゼウスの女性関係というものは・・・。より強いものが子孫繁栄ができる という自然の摂理を現しているようです。そのように ゼウスはあちらこちらに好きな女性がいたのですが、一番手に入れたいと思っていたのは 3美神のひとりヘラだったのです。
 ヘラは ゼウスが熱心に求愛しても なかなかなびいてくれませんでした。一夫一婦制という制度がない世界 自由な恋の時代であっても潔癖症のヘラには ゼウスが多くの女性と関係のあることが嫌だったのです。ある日ついに ゼウスの策略にはまって ヘラはゼウスに捕まってしまったのですが、「私を手にいれたければ 私をあなたの正式な妻にしなさい。」と ヘラは言うのです。ゼウスは 一番手に入れたかった女性が手に入るのですから、何も躊躇することなく ヘラを正妻としました。二人の結婚式に 大地の神ガイアから ヘラに黄金のリンゴのなる木(オレンジ)が送られました。

  オレンジは、花と果実、緑の葉を同時にならせることから、「寛容」と「豊穣」のシンボルとされています。また 丸い形は 安定円満を表しています。これから 家庭を守ることになる 花嫁には最高の贈り物ですね。そして 花嫁もまた 一番に願っていることなのだと思います。

 ゼウスとヘラの結婚の後日談は 考えさせられるところがあるのですが、それは またの機会にお話することもあるかと思います。今日は ウェディングドレスに オレンジの花飾りをつけ、わたしを妻に選んでくれてありがとう。永遠にその気持を忘れないでね。と 思う 花嫁のこころ だけに とどめておきましょう。

2001.9.7